ディスパッチ記事和訳

韓国Dispatchの本日の記事が読み応えあったので和訳を。

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補足①(👈)は意味不明だったので勝手に補足。
補足②K子「K씨(K氏・Kさん)」だけ、わかりやすく勝手に「K子」にしてます。

●主要登場人物
(いっぱいイニシャル出てくるからw)
K子…今回の元凶
S氏…K子の妹の元カレ、K子を警察に通報し逮捕のきっかけを作った人
J氏…薬物使用でK子に金を脅されるが警察に自首した
イ・ソンギュン…今回の件でGDと共に名前のあがった著名人
G-DRAGON…説明すると個人的感情により長くなるので割愛させて頂きます。一言で言うと、世界中から音楽活動を待ち望まれてるっていうのになっかなかステージに出てこない、ひな菊がトレードマークの靴デザイナー

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[単独] 「警察はK氏の携帯だけを信じた」···イ·ソンギュンとGDに対する空振り

元記事原文: https://www.dispatch.co.kr/2272073

※↑画像について追記あり(このブログ最下部参照)



1. K子はG店の室長として知られている。 一言で言えば、子マダムだ

2. しかしG店の所属ではない。自分の客がいる時だけ出勤する。フリーランスに近い。

3. K子は名高い「麻薬中毒者」だ。 「薬」も上手だが、「嘘」も上手だ。

4. K子と関係のある人物は10人余り。 麻薬で絡まり、脅迫で騒がれている。

5. それらの関係図は後続記事にする予定だが、この息詰まるイニシャルはとりあえずパスしよう。

6. 事件の目玉は、K子のワンマンショー。 騙して、怖がらせて、貶して、お金をだます。

7. そして、仁川警察たちの欲。(警察はK子の「スマホ」と「言葉」だけを信じた。)

8. 今回の事件は芸能人麻薬事件ではない。

9. イ・ソンギュンはK氏の自作自演に釣られ、

10. G-DRAGONはK子の自慢話に利用された。

11.脅迫された被害者が麻薬の被疑者で、

12.ただ薬物容疑者に追い込まれただけ。

13. 警察が積極的に明かすべきは、K子と同業者。 

14. この脅迫劇を追っていれば、麻薬コネクションが出てくるのではないか。

15. 「ディスパッチ」は今回の事件の顛末を暴いている。

16. ただし、イ·ソンギュンとGDが麻薬事犯として召喚された理由は確認した。

17. 警察は芸能人の名前を聞いてどんな考えをしたのだろうか?

18. 彼らはきちんと調査もせず、(内偵の過程で)名前から流した。

19. そして現在、イ·ソンギュンとGDが捜査線上に上がったというわけだ。

※↑画像について追記あり(このブログ最下部参照)







◆ K子

「子マダム」K子だけ覚えよう。 それにまつわるY、J、H、S、C、P、K、L氏などは忘れてもいい。 取材が終わったら、彼らの(複雑な)関係図を説明し直す予定だ。   

2023年8月、K子が危機に陥った。言い換えれば、「パン」(👈※刑務所の俗語?)に行く危機。彼女は名高い薬師だ。麻薬関連の前科だけでも少なくとも5つ。出所を約束できない状況だ。

そんなK子がしっぽを踏まれた。 妹と麻薬を楽しんでいたところ、妹の元カレS氏にバレた。S氏は直ちに報復に出た。警察への通報を予告したのだ。

K子はS氏の動向を聞く。 そこで、金で防ぐ計画を立てた。 実際、K子はS氏に携帯メールを送った。 「1000万ウォンをあげる」とS氏をなだめた。  

S氏は嘲笑った。 偶然にも、K子の姉もお金を求めに通ったという。 G店のD社長は「8〜9月頃、3,000万ウォンを頼んだ」と伝えた。 

K子の姉も風俗店の従事者。 G店で女性接客員として働いた。)

K子は同時に、芸術家のJ氏を脅した。 麻薬投薬を取り上げ、1億ウォンを脅した。 (初犯の)J氏は脅迫の代わりに自首を選んだ。 自分の足で警察署を探した。 

K子は8〜9月の間、「金づる」を探し回った。
その間、Sさん(前述のK子の妹の元カレ)は実行に移した。9月12日、仁川警察署にK氏を麻薬投薬の疑いで通報したのだ。




※↑画像について追記あり(このブログ最下部参照)






ハッカー

2023年9月12日、S氏はK子に電話した。 「K!通報したよ。 刑務所に行く準備をしな」

2023年9月14日、K子がイ·ソンギュンに携帯メールを送った。

「ねぇ! 私ハッキングされたわ。 このハッカーは行動に移す人みたい」(K氏)

9月12日、通報された。 そして9月14日、ハッキングされたと? 通報とハッキング、また脅迫という悪材料がわずか2日で押し寄せてきたと?

「ディスパッチ」はK子とハッカー(ネネムチン)の対話、K子がイ·ソンギュンに(一方的に)送った携帯メール、K子が知人に送ったカカオトークなどを確保した。

K子は本当にハッキングされたのだろうか。 取材の結果、自作自演である状況が数ヶ所で発見された。 イ·ソンギュンの麻薬を築き上げるする姿。 一種の「セットアップ」だった。 

 

 

※↑画像について追記あり(このブログ最下部参照)



◆ イ·ソンギュン

次は、K子がイ·ソンギュンに送った長文の文字メッセージだ。
ハッカーがアップルウォッチをハッキングして、私とあなたの会話を全部聞いていた。 あなたと私が通話した音声ファイルもハッカーが全部持っている」(メール)

K子によると、要求された金額は3億ウォン。ハッカーを無視しないでと促した。

「あなたがハッカーを無視してマスコミに出れば、全部終わりだと思う。 3億さえくれれば二度と脅迫しないって。 私を信じて。 整理するよ」(メール)

さらに、(一方的に)麻薬類を並べた。
「あなたとケタミン大麻をした事を話したけど、○○お兄さんは初耳だって。 ソン·バランスはお酒だけ飲んで、そんなことをする人じゃない」(メール)

そして続く、フォレンジック(※犯罪捜査における削除データの解明等)を圧迫。

「私は今週中に自首することにした。 携帯はフォレンジックされてしまうよね?」(メール)

K子は携帯電話がハッキングされていると主張した。「 ハッカーが24時間見ている」と話した。 ところが、その携帯電話で麻薬類に言及した。 しかも自首を予告した。「フォレンジック」まで付け加えた。

イ・ソンギュンはK子との対話を遮断した。 その代わり、イ・ソンギュンの親友が乗り出した。 彼はイ・ソンギュンをG店に案内した事業家。 3億ウォンを払って終わらせよう」と主張した。 そうしてK子に金が渡った。

※↑画像について追記あり(このブログ最下部参照)



◆ Gᗪ

K子は3億ウォンを手に入れた。一人で飲み込んだ。そもそもハッカーは存在たのだろうか。K子は「サンチュ」を育てるという知人の家に身を隠した。そして10月18日に逮捕された。

警察はK子の携帯電話を押収した。 そして(フォン)の中で「星」を取った(👈携帯から証拠を得た、みたいな意味?)。 イ・ソンギュンに送った携帯メールや通話などを確認したもの。 警察はイ・ソンギュンを捜査線上にあげた。

では、GDは?

GDは昨年、G店を2回以上訪れた。 K子は「GDが私を訪ねてきた」と知人に自慢した。 警察はこの会話で「客」GDを麻薬容疑者とみなした。

しかし、警察の特定の根拠はあまりにも貧弱だった。 次は、K子が知人にGDを言及する部分だ。

 

K子:(トイレに行くGDの動画を送る)

K子:今日GDが来たよ。 チョ○○とイ○○が一緒に来たわ

K子:GDが携帯を全て持ち歩けと言っているわ。 でも私がこっそり撮ったの。



◆ 警察

K子は芸能人が来るたびに「自慢」をした。 「今日誰かが来た」、「○○は私だけを求める」などの見栄を張った。 そのような芸能人の名は10人余りを超えた。

しかし、警察はGDだけを「コン」と捉えた。 ルームサロンのメンバーであるチョ·○○、イ·○○は捜査線上から除外された。 K子がこっそり撮った動画から「薬」の匂いはしたのだろうか? 





警察は全面的にK子の「言葉」と「スマホ」に依存したものと思われる。K子が一方的に送った携帯メール、K子が密かに撮った動画を捜査の糸口にしたのだ。

もちろん些細な事もやり過ごしてはいけない。麻薬容疑者の供述が加えられれば、十分に疑うことができる。ここまで警察は自分の役割を果たした。

ただし、被疑事実を公表した罪は問わなければならない。 しかも立件でもない内偵の段階だった。 内偵の過程で芸能人の名前をマスコミに流したケースは珍しい。

今回の事件の本質は、芸能人麻薬ではない。 警察はハッキング犯を探さなければならない。 これを通じて自作自演の有無を明らかにしなければならない。 共犯がいるなら、捕まえなければならない。





K子が麻薬を手に入れた過程を調べなければならない。 江南の風俗街に蔓延している麻薬コネクションも追わなければならない。 その麻薬がどんな目的で使われたのか確認しなければならない。

警察がやることが多すぎる。 芸能人イニシャル遊びでスポットライトを浴びるのは、時代遅れだ。

 

 

 

- - - - - 追記(2023.11.25)- - - - - 

ディスパッチがその後の記事(https://www.dispatch.co.kr/2272362)で上記記事内のK子のカトク画面に虚偽を発見した、と報じています。